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ステラのサンデール#906というモデルで、通称パーラー・ギターと呼ばれているスモール・サイズのアコースティック・ギターです。 フレンチ・グレイとブラックの2トーンに加え、ボディ・アウトラインやサウンド・ホール、指板インレイのピンクがとてもお洒落で可愛いですよね。 正確な製造年は分からないのですが、手元にあるヴィンテージのカタログに掲載されているので便宜上1956年と表記しておきます。 実際には1950年代の後半に数年間だけ生産されていたモデルの様です。 いかにも50sらしいルックスですよね。 不思議なのはこの様なポップなルックスのアコギはこの50年代後半にのみ生産されていて60年代に入るとピタッと止まってしまい、パーラー・ギターと言えどもナチュラル、サンバースト、ブラウンといったカラーのモデルしか生産されていないようです。 木材はボディ、ネック、指板に至るまで全てバーチ材で作られています。 しかもボディはトップ、サイド、バック、全て単板材なので割れが生じるのは当たり前です。 このギターもボディ・バックに一部クラックの修復歴がありますがサウンドに全く影響はないと思います。 このギター、ルックスがお洒落で可愛いだけかと思いきや、、、サウンドがちゃんとヴィンテージしてるんですよ。 もちろん、マーチンやギブソンのヴィンテージには敵いませんよ、ただこのルックスとスモール・サイズというだけでちゃちなサウンドだろうと侮るとヤラレますよ。 箱鳴りがちゃんと枯れてるんですよ、これはこれで気持ちいいなと、驚いていただけると思います。 そもそもが所謂スチューデント・クラスのギターなのでローコードをポロンポロン弾ければいい、という程度のセッティングなので弦高はスライド・ギター並みに高くて非常に演奏し辛いのですが、そこは当店で色々な部分を調整して普通のアコギ程度には弾けるように仕上げてあります。 多分この手のパーラー・ギターで手に入れて吊るしの状態でそのまま弾き易いというのは無いんじゃないでしょうかね? 普段は壁に掛けて眺めておいて時々手に取ってポロンポロン鳴らして楽しむ、そんなギターです。 現在作られている安いアコギだと手に取ってポロンポロン鳴らしてみて、ああこの鳴りねとガッカリして壁に掛けて終わりだと思うのですが、このシリーズはちゃんとセット・アップしてやれば十分に演奏して楽しめるサウンドになります。 ヴィンテージの鳴りといってもそれなりの安っぽさは隠せませんが、良い感じの安っぽさなんですよ。 手に取って試してもらえればハマると思いますよ。 ネック内部にトラスロッドも入っていないので超軽量です。 楽器のコンディションを保つためには弦は010/046のゲージが推奨です。 意外とチューニングも狂わず弾き続けられるという印象です。 お手ごろな価格で、お手軽ヴィンテージを是非! |
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