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久し振りにディアルモンド期の#6120が入荷しましたよ〜。 しかも「G」ブランド、ウエスタン・モチーフ・インレイ、カウ・ヘッドという人気のベスト・スペックです。 ボディ・カラーはカタログ表記「アンバー・レッド」からやや褪色して、59年頃のモデルの様な「ウエスタン・オレンジ」風な印象ですが、ネック・グリップは「アンバー・レッド」の風合いが良く残っています。 この当時は、工場での作業工程がボディとネックを別々に塗装を仕上げてからジョイントして仕上げているので、経年変化によってこういう色抜けの差も出てくるようです。 塗装状態は非常に良好で艶もあり、ウェザーチェックも極わずかのエクセレント・コンディションです。 パーツ類はペグが一度交換されてオリジナルのオープン・バックのゴールド・ペグに戻されていますが、ピックアップ、ブリッジ、ピックガード、ノブ、ビグスビー、「G」マークが入る前のアロー・ノブ、全てオリジナルです。 この時期の特徴として、配線材が硬化劣化してショートし音が出なくなるトラブルが多いのですが、このギターも見た目はオリジナル配線ぽいのですが、やや後年のヴィンテージ配線材を使用して交換されているようです。 木部に関しては、ネック・ジョイントやヘッド・ストックにもクラック等のリペアはありません。 唯一、非常に上手く処理されているので分かり辛いのですがピックガード下部の位置にノブ穴を埋めた跡が見受けられます。 おそらく過去のオーナーがノブを追加して、ギブソンの様な2ヴォリューム、2トーンのような形で使っていたのではないでしょうかね。 ネック・ジョイントはしっかりしていてアングルもあるので、ブリッジ高もありながら弦高低く設定できており、理想的なコンディションです。 ネックそのものもヴィンテージとしてはほぼ真っ直ぐで、ラージ・トラスロッド・カバー・モデルなのでトラスロッドの効き幅も十分です フレットもオリジナルで山の高さは十分に残っており、ビビり、音詰まり無く演奏できる状態です。 それほど弾き込まれたギターではないので、指板上の「カウ&カクタス」インレイも擦れ減ることなく全て完璧に残っています。 ディアルモンド期最大の特徴は、ボディの内部構造が59年モデルなどで有名なトレッスル・ブレーシングが組み込まれておらず、完全なフル・アコースティック・ボディであることです。 これにより、まずギターが軽いです!僅か3000g。 ライト・ブレーシングの59年モデルだと大体3300g〜3400gの個体が多いので、それと比較すると圧倒的に軽量であると言えます。 なのでトレッスル・ブレース・モデルと較べると抜けの良いアコースティックな生鳴りが豊かであるというのが特徴とも言えますね。 ところがアンプを通した時にはこのアコースティック感よりもディアルモンド社のダイナソニック・ピックアップの個性が前面に出てきて、生鳴りからは想像がつかないシングルコイルらしい輪郭のくっきりとしたガチっとしたサウンドに驚かされます。 更に言えばこのピックアップの最大の特徴はローの太さに有り、シングルコイルらしいエッジ感と野太いガツンとしたローの迫力に圧倒されます。 50sらしい、ドライで抜けの良いトーンとも言えますかね。 すごく極端な例えをすると、フィルタートロンPUは昔の言葉で言えば「ネオ・ロカ」、ダイナソニックPUは「ピュア・ロカ」という感じですかね、分かる人には分かる例えだと思います。 人気のディアルモンド期の#6120,特にこのGブランド&ウエスタン・インレイ・モデルはアメリカでも価格が非常に高くなってきており、ちょっと簡単には仕入れられない様な状況です。 今回のギターも、仮に同じ状態でノブの穴埋めが無ければ販売価格が少なくとも70万以上はアップしている筈です。 状態の良いGブランド&ウエスタンを現実的なお値段で手に入れるチャンスですよ〜! |
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