2010 グレッチ #6120SH / 本人放出・特注品ステージギター!
$$$ASK$$$ 3580グラム



          

2010年製、セッツァー氏本人がステージ・ギターとして所有していたホットロッド・シグネーチャー・モデルです。

ステージ・ギアとしてセッツァー本人からカスタム・オーダー・ペイントされたスペシャル・モデルです。

当店が監修した「セッツァー・ワールド」(シンコー・ミュージック刊)のP.98に於いてこの同型のグリーン・スパークル・ホットロッド・モデルについて、当時のギターテックの話を基に「ブライアンの為に2本製作された」と記述いたしましたが、その後の情報により実は3本が製作されていて、その内2本が2011年当時のワールド・ツアーに帯同していたモノを撮影・掲載していたという事が判明しておりました。

同ページ掲載にて紹介したシリアル・ナンバーのある1号機(当時、実際にステージで使用したモノ)と、fホール内のシリアル・ナンバー・ラベルが無い2号機(ピックガードが取り付けられたままで当時はステージでの登場が無かったモノ)がありましたが、今回はプライベートの特別なルートでもう1本の3号機を譲り受けることに成功しました。

セッツァーがプライベートで所有していたと言われるギターはこれまでにもヴィンテージの#6120を中心に何本もアメリカの市場で見てきましたが、実はセッツァーのステージ・ギターが売りに出されたことは記憶にある限りほぼ皆無でした。

ステージ用にブリッジ、ナットがレギュラー品とは異なるモノに交換されているので、恐らくTVジョーンズ氏の手によって完璧にセットアップされている筈で、実際にめちゃくちゃ弾き易く、箱鳴りのグルーブ感も即戦力感がバッチリで、お、このギター他とはちょっと違うな、という感じです。

今回のギターは、実際にステージで使用されたという確認は取れていませんが、彼のオーダーによりステージ用に製作されたスペシャル・オーダー品であるという証拠がいくつも確認できます。

その証拠の一つ目はこの鮮やかなグリーン・スパークル・フィニッシュ。

当時彼が「ラジエーター・クーラント・グリーン・スパークル」と呼んでいたこの美しいグリーン・スパークル・フィニッシュは2010年当時のレギュラー・モデルのラインナップとしては存在していません。

その為、この2010年という製作年がスペシャル・メイドであることの証明になります。

当時、セッツァーのオーダーにより色指定がされた上で、ステージ・ギターとしてスパークルの見栄えを試すためにスパークルのフレークの量を変えた3本が試作されました。

そしてこの3号機は他の2本と並べて較べないと分かり辛いのですが、より鮮やかなグリーン・フィニッシュとなっているように見受けられます。

実際に彼がステージ用にピックアップしたのはフレーク量を控えめにペイントしたバージョンでしたが、その他の2本もテージ写真等の証明写真は未確認ながら実際にステージで試したという情報も聞いています。(仮にステージでの使用写真が有ったとしてもライティングで大きく見栄えが変わる為、スパークルのフレーク量などは確認できる訳はありませんが。)

二つ目の証明として、実はこの3本にはボディ内部にグレッチ社のオリジナルのシリアル・ラベルの他に(2号機にはシリアルラベルが貼られていませんが)「ジミーC」と「グレッチ」のダブル・ネームとなっている特別な黒いラベルが貼られています。

これはカリフォルニア在住のペインターの様でそのジミーCの手によりセッツァーの為に特別に塗装されたという証明です。

過去にグレッチからジミーCのラベルが貼られたピンストライプ仕様のリミテッド・モデルが一時期市販されていましたが、このジミーCのハンド・ペイントによるグリーン・スパークルはセッツァー本人の手元にあった3本しか存在していないという事でこのジミーCラベルがその証明となります。

実はこのギター元々はホット・ロッド・モデルのブルー・フィニッシュだったモノをジミーCの手によりグリーン・スパークルにリフィニッシュされているようで、トラス・ロッド・カバーを外すとブルー・メタリックの塗料を少しだけ確認する事ができます。

更にはシルバーのピックアップ・ベゼルを外すと、そこの内周部にもブルー・メタリックの塗装がしっかりと残されています。

これは恐らく、ベゼルを留める為のネジ穴に塗料が入り込んで元穴が分かり難くなるのを避けるため、そして新たにドリル穴を開ける場合にそこから塗装クラックを誘発する可能性を避ける為に元穴をそのまま活かそうと考えたのであろうと思われます。

先述の書籍にて紹介された1号機のシリアル・ナンバーとは連番ではなく少し離れているのですが、これはセッツァーがハンド・ピックとして自身でセレクトした元ギターを使用している為で、ただ単に業務的にグレッチ社から提供された続き番号の商品ではないという事の表れでもあります。

セッツァー本人が気に入ってセレクトした内のリーガル・ブルー・フィニッシュのホット・ロッド・モデルをジミーCの元へ送りグリーン・スパークル・フィニッシュにカスタム・ペイントしてもらい3本の試作機を製作したという経緯なのでしょう。

三点目のスペシャル・モデルとしての証明は、現在生産されているレギュラー・モデルのグリーン・スパークル・ホットロッドとの違いは肝心の「スパークル・フレーク」そのものになります。

このギターに使用されているスパークル・フレークはどうやらアメリカでは流通しているものの日本国内では手に入らないスパークル・フレークという事で、並べて比べなければ分からない部分ではありますが、輝きというかギラつき方が一段と派手なのだそうです。現在はアメリカから同じ様なフレークを取り寄せて工場で使っているようですが、5枚目の写真を見ても分かる通り、フレークの密度、ギラつき感がずば抜けています。


四点目の証明のスペシャル・モデルとして大きなポイントを挙げると、ヘッド・ストックの「GRETSCH」ロゴが市販モデルは貝殻調のシートでヴィンテージ風のスモール・ロゴであるのに対して、このハンド・ペイントのスペシャル・モデルは大型のロゴで貝殻調ではない白のデカール・ロゴになっています。

これも同じく当店が監修した「セッツァー・ライオット(シンコー・ミュージック刊)」のP.32のステージ写真と、P.51のステージ・ギアで紹介されているグリーン・スパークル1号機の写真に於いてやはり全く同じ大型のグレッチ・ロゴであることが確認できます。

恥ずかしながら、現行モデルのスペック知識はあまり無いのですが、現行モデルの商品写真をよく見ると今回のスペシャル・モデルに対して市販モデルは「ピックガードが装着されておらず、ピックガードの留めネジ穴すら開けられていない」、「ヘッド・ロゴがヴィンテージ風のスモール・ロゴ」、「トラス・ロッド・カバーにモデル名が彫り込まれている」、「セッツァー・シグネーチャー・ピックアップを搭載している」、「シャーラ―製のロック・ペグを搭載している」などの相違があるようです。

今回のギターは現状ピックガードは取りつけられていませんがネジ穴も開いており、セッツァー・ホットロッド・モデルのシルバー・ピックガードが付属しています。

ボディ内部にはもちろんトレッスル・ブレースも組み込まれています。

ピックアップはTVジョーンズの「TVクラッシック」がフロント・リア共に搭載されています。

そして、毎度の事ながら写真撮影の腕がギターの魅力を最大限伝えるに及ばずで恐縮なのですが、現物のこのギターはもっともっとギラギラとしていて角度によってはスパークルのフレークが立体的にボコボコしているかのように見えるくらい濃密なんです、色味も見た瞬間ドキッとするくらい実に鮮やかで、自分用に取っておこうかな、と売るのを一瞬ためらった程の美しさなんです、これは現物を見ないと伝わらないです。

とにかく、まずは是非見に来てください。

セッツァーのオーダーにより特別に作られた美しすぎるステージ用のスペシャル・ギターを手に入れることが出来る大変に貴重なチャンスですよ!