1962 グレッチ #6122 チェット・アトキンス カントリー・ジェントルマン / ダイアル・アップ・ミュート!                                                     ※※※ 新入荷ファースト・セール! 予定販売価格/二百二十万円 ⇒ 期間限定大特価 ※※※
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激レア・カントリー・ジェントルマンの入荷です。

ジョージ・ハリスンがビートルズ時代に使用していたダブル・カッタウェイのカントリー・ジェントルマン初期の非常に稀少なダイアル・アップ・ミュート、別名ビッグ・ミュート仕様のモデルです。

高音弦側と低音弦側で3弦づつに別れたミュート・ユニットが独立して作動する人気のダブル・ミュート仕様(当時のカタログでは「ダブル・マフラー」と呼んでいます)には変わりないのですが、よく見かけるコントロール・ノブがストラップ・ピンと同じサイズの小さいノブを使用している通称レバー・ミュートではなく、ヴォリューム・ポットなどと同じ大きなコントロール・ノブを使用しているため見た目が全然異なり、迫力があるのが特徴です。

存在感があってカッコいいですよね!

ミュートの作動方法としては今回の初期型のダイアル・アップ・ミュートはヴォリューム・ノブの様にクルクルと回しながらミュート・ユニットを持ち上げて弦に触れさて機能させるのに対して、後年のレバー・ミュート(別称:スモール・ミュート)はPUセレクター・スイッチの様にレバー・スイッチを立てるか倒すかのワンタッチでミュート・ユニットのオン・オフが切り替えられるので便利なのですが、ダイアル・アップ・ミュートの方が圧倒的にレアなのでヴィンテージ市場に於いてあらゆるスペックのカントリー・ジェントルマンの中でも別格の扱いです。

スペックの変遷からいうとビッグ・ミュートは61年のシングルカット最終期の頃から登場して、その後62年の途中からスモール・ミュートに変更されて、66年頃からはナッシュビルなどと同じ1−6弦一括ミュートのシングル・ミュートへと変更されてゆくのですが、実際のところ、ジョージ・ハリスンは当時カントリー・ジェントルマンを2本所有していて、(ファンの間では3本所有説もあるようですが、当店が調べた限りジョージ・ハリスンが所有していたカントリー・ジェントルマンは2本で間違い無いと思います。)ダイアル・アップ・ミュートと、レバー・ミュートのどちらも使用していたので

◯「ダブル・ミュート」
◯「ステア・ステップ・ボタンのグローバー・インペリアル・ペグ」
◯「トラス・ロッド・カバーがロング・カバーになる前のラージ・カバー」
◯「フロント・リア共にフィルタートロンPU」

という4条件が満たされていれば、ハリスン・スペックということにはなります。

ペグについてはダブル・ミュート仕様という共通項の中であっても、前期型に搭載されているインペリアル・ペグは30年代からの伝統的デザインを引き継ぎツマミ部分が階段型の形状をしている「ステア・ステップ・ボタン」と呼ばれるタイプで、64年以降のモデルに搭載されているインペリアル・ペグはデザインが刷新されてツマミが角の取れたソフトで大型の四角形をしており「キドニー・ボタン」もしくは「バター・ビーン」の愛称で呼ばれていて、どちらもグローバー社の「インペリアル・ペグ」ということではあるのですが、ルックスが全く異なり、マニアの間ではやはり豪華で見栄えのする「ステア・ステップ」が圧倒的に人気のようです。

あまり気が付いていない人も多い様なのですが、実はステアステップ・ボタンのインペリアル・ペグという括りの中でも63年とそれ以前で弦巻きシャフトの太さが違うんです。

ビッグ・ミュートは確実に太シャフトですが、スモール・ミュートは太シャフトから細シャフトへの移行期に当たるので両方が混在している様です。

中には仕様変更された64年以降のダブル・ミュート・モデルを、ペグのツマミ部分だけオリジナルの「キドニー・ボタン」から「ステア・ステップ・ボタン」へ入れ替えて、フロントのみ「スーパートロンPU」へ仕様変更されているものを「フィルタートロンPU」へ入れ替えて、ハリスン・スペックを名乗っているものもよく見かけます。

モディファイとしてはアリなのですが、その様な改造モノをオリジナルと言い張っている場合もあるので注意が必要なのです。

これらのドンズバ・スペック、ビートルズ・ファンには憧れのスペックで需要は高いのですが、全然モノが無いんですよね、しかもあると高い!

ビートルズが持っているギターってことごとくレア・スペックが多くて厄介ですよね。

◯リッケンバッカーの特別仕様の325。

◯フェンダーのオールローズ・テレキャスター。

◯グレッチのオール・ブラック・デュオジェット。

◯グレッチの丸ペグ、メタル・プレートの無いブラック・ペイント・ヘッド、白縁fホールのテネシアン。

◯そして今回のビッグ・ミュート仕様のグレッチのカントリー・ジェントルマン。

当時、彼らが意図して珍しいスペックを狙って買ってた訳ではないでしょうが、今になって探してみると気付くのですがどれも一瞬しか存在しない過渡期の珍しい仕様や特注品の様な存在のギターばかりなんですよね〜、かなり手強いです。

今回のビッグ・ミュート・モデルは人気が高い上に非常にレアなスペックなので、中々出物がなく、更に出てくると高い、という厳しい状況です。

更に言えばバインディングがボロボロになってしまっていたり、当時カタログで「リッチ・マホガニー」と呼称していた濃くて非常に深みのあるマホガニー・ブラウンの色味が抜けて薄茶色になってしまっていたりで完璧なものが中々無いんですよね〜。

そんな中、今回フル・オリジナルでかなりコンディションの良い個体を入手することができました。

塗装やパーツの状態から見ても、ミント・コンディションといって良いでしょう。

勿論ダイアル・アップのダブル・ミュート、ステアステップのインペリアル・ペグ、フロント・リア共にオリジナルでフィルタートロンPUというベスト・スペックです!

ボディ・カラーも深みと光沢があり、ゴールド・パーツと併せてとてもゴージャス感が感じられるマホガニー・ブラウンで、ボディトップの木目も引き立たされカタログ表記上の「リッチ・マホガニー・グレイン」という表現がぴったりです。

ピックガードの割れもなく、ボディ・ネックのバインディングも完璧な状態です。

ミュートのスポンジは流石に溶けた様な状態で崩壊していますが、こればかりはご勘弁、50年以上前のスポンジが崩れずに残っていることはあり得ないです。

オリジナルのパーツということで一応現状渡しですが、新しいゴムスポンジへの交換をご希望の方はお申し付けください。

ネック・ジョイントは非常にタイトでしっかりとしていて隙間も開いていない状態です。

これにより、ネック・アングルも正しい角度をキープしている為、ブリッジ高も適正な位置にあり、ビグスビー・ユニットからの弦の出位置とストレート・バー・ブリッジに乗っかるまでの角度差を確保出来ており充分な弦テンションを稼ぐことができ、箱をしっかりと鳴らすことができている、という状態です。

更にこれによりブリッジが高い位置にありながらも弦高を低めにセットできるという理想的な状態です。

また、ネックも変なねじれやトラブルを起こすような反りも無く、オリジナルのフレットも高さがしっかりと残っている為、弦高を低めにセットしてもビビリ、音詰まりはなく、トラス・ロッドの調整幅も十分に余裕があります。

但し、現状は当店の標準設定でラウンド・ワウンド弦の10/46でセットしていますので、フラット・ワウンド弦や太めの弦をセットして愛用される場合はご相談ください、必要に応じてご希望の弦ゲージで調整致します、その際はお手数ですがご使用になる弦をお持ちください。

生鳴りは、ボディ裏に大穴を開けてパッドを取り付け、これだけ大掛かりなミュート・ユニットを組み込んでいるのにしっかりとグレッチの箱鳴りがしています。

このカントリー・ジェントルマンはカタログ・ラインナップ上は最上位機種ホワイト・ファルコンに次ぐ上位機種で、#6120よりもグレードが高いモデルなのでやっぱり色々と旁が良いんですかね。

とにかくちゃんと鳴っているんです、素晴らしいです。

アンプを通したサウンドはもうばっちり当時のグレッチ社のカタログ文句、”あの最高のグレッチ・サウンド”というヤツですね。

アンプを通してしまうと本当にミュート・ユニットが組み込まれた今回のカントリー・ジェントルマンと59年の#6120をサウンドだけで簡単に聴き分けられる人はいないと思います。

スペックによるサウンドの差異以上に、ネック・アングルや木部の組み込みに於ける個体差のバラツキからくるサウンド・キャラクターへの影響が大きいのもグレッチの個性ですから。

広い意味で同じサウンドがしっかりと出ています。

コンディションにこだわる当店としてもこのスペックが入荷したのは多分初めてだと思います。

それくらい檄レア・スペックで、尚且つミント・コンディションなんです。

一生のお宝クオリティですよ。

下取り、ローンも大歓迎です。

このスペックでこのコンディションは、そうそうお目に掛かれるものではないので一目拝むだけでも価値アリですよ〜。