1956 ステラ サンデール H902 / パシフィック・ブルー&ホワイト
 ※※※ 「開店20周年記念・感謝セール」 ここから20% off ⇒十九万八千円 15280グラム



          

お洒落でしょ〜、アコギにこのデザインですよ、50年代ですよね〜。

「ステラ」ブランドの小振りな所謂パーラー・ギター「サンデール」です。

手元にある1956年の「ハーモニー」社のカタログに掲載されているので
「ハーモニー」のセカンド・ブランドという事でしょうか。

便宜上手元のカタログ資料がドンズバ・スペックなので1956年製という事
にさせて頂きますが、調べたところでは生産年は1955年ー1958年と
なっていて正確な年式の確定は出来ません。

カタログによるとフィニッシュ・カラーの名称は「パシフィック・ブルー&ホ
ワイト」とあります。

ブルー・フィニッシュの上に型紙か何かを当ててホワイト・フィニッシュを吹
き付けているようです。

当時、この手の50sデザインのお洒落な小型ギターを「ハーモニー」と「ス
テラ」の2ブランドで各6色づつ計12色展開していたようです。

そのパーラー・ギターの12本を含め、アーチトップ・モデルや、ソリッド・
ボディ・モデルなどでビビッドなカラー・フィニッシュ・シリーズを「コロラ
マ・ギターズ」と銘打ち展開していたようです。

ナチュラル・フィニッシュか、サンバースト・フィニッシュ、シースルー・ブ
ラウン・フィニッシュがほとんどの時代に於いて、これはかなり思い切った勝
負に出ていますよね。

パーラー・ギターというと小型で見た目だけのお遊び用のいい加減な造りだろ
うと思われるでしょうが、、、その通りです。

当店も舐めてました、ところが現地で久し振りに見かけて気まぐれで触ってみ
たところサウンドはバッチリ乾いたヴィンテージ・トーンだったんですね!

もっと、しょうもないサウンドだと思っていたので本当にビックリしました。

木材はボディ、ネック、指板全て「バーチ材」です、ローズやら、マホガニー
やら、メイプルやら、スプルース、そんなお馴染みの材は一切使用していませ
ん、ローコスト・モデルですから当然です。

ただ弦長スケールが24 1/4インチ・スケールということで意外とちゃんと
してるんですね。

ギブソンのレスポール等の24 3/4インチ・スケールの所謂ミディアム・
スケールよりは若干短く、フェンダー・ジャガー等の24インチのショート・
スケールよりも若干長いんです。

決してリッケンバッカーのジョン・レノンモデルの様にルーズになりがちな
チューニングを安定させるために太めのゲージを張る必要がある、といったこ
とはありません。

ライトゲージでバッチリです。

グリップ・シェイプも太めですが、極太というほどでもなく特にローコードは
非常に弾き易く快適です。

そもそもが12フレット・ジョイントのモデルなのでハイ・ポジションをガン
ガン弾くようなギターではないワケですが、ロー・コードを鳴らした時の現代
のギターには無い乾いた響きは絶品です。

サウンド・ホール位置よりもややブリッジ寄りの位置でストロークをするとよ
り力強いトーンを堪能できます。

この手のパーラー・ギター、やはり基本的にはラップスチール・ギター並みに
弦高が死ぬほど高く、ネックがスキーのジャンプ台の如く反っていたり、指板
修正不可能な程捻じれていたり、指板が剥がれていたり、ネック・ジョイント
が外れていたり、ボディ内部のブレーシングが剥がれていたり、ボディにク
ラックが入っていたり、トップ板がたわんで歪んでいたり、、、当たり前で
す、驚きもしません。

だから今まで手を出さなかったんですけどね、ただアタリの奴はめちゃくちゃ
良いヴィンテージ・サウンドであることに気が付き、手を加えて調整できる幅
のモノを厳選して仕入れ、当店で納得できるプレイアビリティとトーンになる
まで追い込んでの販売です。

今回のギターもオリジナル性を損なわない程度に、諸々必要と思われる作業を
リペアの方でかなり時間をかけて様子を見ながら施してもらいました。

アメリカで見つけて持ってきただけという吊るしの状態ではありません。

「枯れた良いヴィンテージ・トーン」で、「心地良く弾けるギター」に仕上げ
てあります。

この手のギターを知ってる人からすればあまり乗り気にならないでしょうが、
是非触ってから判断してください。

パーツ類はオープン・バック・ギヤの3連ペグ、テイルピース、ブラス・フ
レットも含めて全てオリジナルだと思います。

ネック・ジョイントも問題なく、ネックも真っ直ぐで、フレットの減りもさほ
どなく、ビリつき音詰まりありません(12フレットから先に数か所あやしい
ところはありますが)。

弦高は12フレット位置のフレット上面から弦の下面までで1弦側約1.5m
m、6弦側約2.1mmです。

勿論ボディ割れもありません。

このルックスで、このサウンド、結構感動モノですよ。

おっ!と思ったら是非、試しに来てください。